道の駅錦秋湖

どこにもない四季と湯の里 西和賀町


春の山菜「ヒロッコ」の入荷開始について


「道の駅錦秋湖」にて、春の山菜「ヒロッコ」の入荷を開始しました。
地元で「ヒロッコ」と呼ばれる山菜は、いまだ1.5メートル近く積もった雪の下を掘ると球根部から伸びる白い茎が姿を現し、生産農家は手をいてつかせながらも一足早い春の息吹を感じつつ作業に励んでおり、作業は4月中旬ごろまで続く見込みです。「ヒロッコ」とはユリ科ネギ属の多年草であるノビルの一種。日光に当たると緑色に変化するのが特徴です。収穫と処理に手間がかかるため町内でも栽培している農家はわずかとなっています。現在も周囲は1.5メートルほどの雪が積もっており、除雪機を使った後にスコップで雪を払ってから、地上から10センチほど土を掘り起こすと、先端が黄色の長さ5センチほどの「ヒロッコ」が張った根と絡まるように顔を出します。
「ヒロッコ」は独特の風味で、地元では大根おろしと和えて薬味として使ったり、酢味噌和え、また天ぷらなどでいただきます。辛味が利き、なかなかオツな味わいです。


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